昔は各自がお香を持参して仏様にたむけていました。現在ではお香を持参する代わりに、お香料をお香典という形で包むことになりました。神式の場合にはお香ではなく玉串を霊前に供えるので「御玉串料」というわけです。キリスト教の場合は花を供えるので「御花料」となります。
お葬式に参列できない場合は、香典を郵送しても失礼にはなりません。不祝儀袋に入れ、現金書留にします。お悔やみの言葉と、参列できないお詫びを述べ、必要であれば事情を簡単に説明します。
「ご厚志ご辞退」・・・
「ご厚志ご辞退」とは香典や供物、供花をすべて受け取らないという意味です。「お供物、ご供花ご辞退」の場合は供花と供物は受けとりませんが、香典は受け取るという意味です。
香典は不祝儀袋に入れます。不祝儀袋と表書きは宗教によって異なるので注意しましょう。
最近、スーツの内ポケットから、むき出しのままの香典袋を取り出して受付で渡している人が多くなってきました。他にも、香典袋を買ったときのビニール袋に戻し、受付の前でビリビリと開ける人もいます。ご本人はどうあれ、マナーとしては良くはありません。相手に差し上げるものですから、折ったり汚したりしないように必ずふくさに包んで持参します。紫色のふくさを1つ用意しておけば、慶弔どちらにも使えますし、挟んで入れるだけの”挟みふくさ”でしたら、慶弔により包み分ける面倒もありません。社会人のマナーとして「ふくさ」を手に入れておきましょう。

受付があれば、受付で差し出します。受付がまだ用意されていなければ、祭壇の受付台か香炉の横などに供えます。また、不祝儀袋はむきだしではなく、地味な色のふくさに包みます。ふくさを開いて香典袋を取り出し、手早くふくさをたたみ、その上に香典袋を乗せて差し出します。

| 贈り先 | 金額 |
| 勤務先の上司 | 5,000円 |
| 勤務先の同僚 | 5,000円 |
| 勤務先の部下 | 5,000~10,000円 |
| 勤務先社員の家族 | 5,000円 |
| 取引先関係 | 10,000円 |
| 祖父母 | 10,000円 |
| 両親 | 100,000円 |
| 贈り先 | 金額 |
| 兄弟姉妹 | 30,000~50,000円 |
| おじ・おば | 10,000円 |
| その他親戚 | 10,000円 |
| 友人・知人 | 5,000円 |
| 隣近所 | 3,000~5,000円 |
| 友人・知人の家族 | 5,000円 |
| その他 | 5,000円 |
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